作業員

お世話になった部屋は原状復帰をする義務がある

賃貸住宅の価値を維持する

工具

入居者の交替に必要な作業

アパートや賃貸マンションから退去者が出た場合、オーナーは住戸の内外を点検し、劣化したり破損したりした箇所があったらこれを修繕し、元通りにします。この作業を、一般に原状回復といいます。原状回復は、賃貸住宅の経営者にとっては重要な仕事の1つです。原状回復を行わずに内装や設備を古びるに任せていては、物件の価値が下がってしまい、入居者を思うように集められなくなってしまいます。安定的な家賃収入を確保するためには、工事費用は欠かせない投資となります。原状回復の具体例としては、畳の表替え、壁紙の張替え、ベランダの錆取り、電球や蛍光灯の付替えなどが挙げられます。エアコンや湯沸かし器と言った設備機器に故障があれば、もちろん修理します。

専門業者への一任が便利

原状回復のための工事については、従来はオーナー自身が畳屋や内装工事職人などに対し個別に手配を行っていました。しかし最近では、原状回復を専門に請け負う施工業者に一任するスタイルが主流となっています。専門業者なら原状回復に必要な作業をワンストップで依頼できるため、忙しくてなかなか時間の取れないオーナーの間で人気を集めています。こうした専門業者の中には、工事費負担に係る入居者との交渉を代行してくれるところもあります。原状回復に要する費用については、自然な経年劣化等によるものはオーナーが、入居者自身の過失等による損耗分は入居者がそれぞれ負担する取り決めになっています。この負担割合の算定には専門家のチェックが必要なため、業者への委託は非常に合理的な手段となります。